袖ヶ浦市郷土博物館からの依頼により、令和4年12月11日、袖ヶ浦中央図書館にて、令和4年度袖ヶ浦市郷土博物館友の会「もっとしりたい講座 巨樹・古木が育つ場所~千葉県の巨樹・古木と森づくり」と題して、当会副理事長の伊東伴尾樹木医が講演をいたしました。
これには、袖ヶ浦市郷土博物館友の会会員や、一般公募で参加された市民およそ40名の参加がありました。講演の内容は、平成15年から16年に行われた千葉県の巨樹・古木調査の結果や南部地区の巨樹・古木の特徴を解説しました。これに加えて、樹木の生育環境の困難な土地で行った事例(イスラエルの砂漠緑化やトルコ共和国での乾燥地緑化)を踏まえながら、巨樹・古木の生育に必要な条件や技術について考察する内容でした。これらの講演後に参加者から多くの質問が寄せられ、巨樹古木の生育環境への関心の高さを感じられました。