写真1 一里塚の樹群
私の好きな立派な樹は、我孫子市東我孫子1丁目にある一里塚の樹群です(写真1)。
この一里塚のある街道は、元は中世に水戸の佐竹氏が江戸に物資を運ぶために作られた街道で東我孫子から茨城県竜ケ崎市に続いていました。この道の一部が後に成田山新勝寺への参詣の道として成田街道となりました。この一里塚は日本橋から9里目、旧成田街道では、我孫子から1里目の塚でした。
昭和9年(1934)に千葉県が史跡保存のために石碑を立てています(写真2参照)太平洋戦争時はマツ山だったということですが、その後、周囲は住宅地になり、現在は塚だけが残されています。

写真2 一里塚石碑
この一里塚には、現在シラカシが3本、スギが1本、エノキが1本生育しています。中でもシラカシは3本とも我孫子市の保護樹木に指定されています。内容は以下の通りです。
保存樹木 No. 125 シラカシ
目通り周 170cm 樹高 17.7m
保存樹木 No. 126 シラカシ
目通り周 157cm 樹高 18.3m
保存樹木 No. 127 シラカシ
目通り周 258cm 樹高 18.1m

写真3 No.125 シラカシ
この一里塚の樹群は、私がこの東我孫子に住んだ当初から景観的にも大好きなものでした。そして、歴史的な価値を思うとなおさら今後も保全していく必要があると思います。
私は、樹木医になりまだ日が浅いですが、こういった樹木を後世に残していくためにも樹木医として活動していきたいと思います。
参考文献:我孫子市史研究センター編:2015年:崙書房出版株式会社
樹木医 M.C