海外研修旅行4日目の報告です。
4日目 シー・サッチャーライ歴史公園、サクヤイ森林公園
スコータイのホテルで朝食を取った後、シー・サッチャーライ歴史公園を視察しました。シー・サッチャーライ歴史公園はスコータイ王リタイが14世紀中ごろに造成したとされる遺跡群です。遺跡の周囲はお堀によって囲まれており、お堀の水面はボタンウキクサというサトイモ科の水草によって覆われていました。広大な園内はトラムという牽引式の小型トラックに乗って見学することが出来ます。
Wat Chang Lom(ワット・チャン・ロム)の周囲は、神聖な生き物とされる象の像によって囲まれています。寺院の外壁は植物の根の侵食や風雨によって剥がれ落ちている箇所もありました。
その後、サクヤイ森林公園に移動し、世界最大と言われるチーク巨樹を見学しました。このチークは2000年1月26~31日にかけて、日本の樹木医が治療を施した樹木として知られています。当時の治療内容は腐朽部分の処置方法と幹のクラックの処置、落枝の危険のある大枝の処置及び樹勢回復のための管理方法の4項目だったそうです。
今回の研修ではチーク巨樹の元気な姿を見ることができ、うれしく思いました。胸高幹周は1,220cm(実測)、樹高は41mとされています。樹齢は定かではありませんが、1,500年以上とも言われています。