平成27年度 樹木医技術発表会開催報告

 平成28年2月28日(日)にホテルプラザ菜の花にて樹木医技術発表会を開催しました。

 今回は、話題として

 ①千葉県の放置竹林問題の現状と対策

 ②大総小学校クスノキ樹勢回復について

 ③東京湾北部海岸地帯松枯れ調査報告

 と題して3つの発表を行いました。
発表会参加者は、講師を含め44名でしたが参加した皆様に好評を頂いて終了する事が出来たのは、開催に向けて多くの皆様のご協力を頂けた賜物と思います。
この場を借りて、御協力賜りました皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 有田理事長に開催の挨拶をお願い致しました。そして私、石橋が僭越ながら司会進行役を務めさせて頂きました。

 話題①は東京大学大学院農学生命科学研究科 千葉演習林 助教で日本樹木医会千葉県支部 南ブロックの久本洋子樹木医に発表を頂きました。

竹の寿命の事や構造、放置竹林問題の現状と対策について、大変興味深いお話を頂きました。

 話題②は大総小学校クスノキ樹勢回復についてです。

 発表者の大木一男樹木医は千葉県支部 東ブロックのブロック長も務めこれまで、数多くの業務をこなしてきた樹木医さんです。実際の業務における貴重なお話は参加者の多くから好評を頂きました。

 話題③は松原功樹木医による東京湾北部海岸地帯松枯れ調査報告です。

松原樹木医も東ブロックに在籍していて、長年松枯れについて調査研究をされているベテラン樹木医さんです。今回は千葉県の樹木医の有志を募って調査を行った、東京湾北部海岸地帯松枯れ調査の中間報告を頂きました。
最後に、何事も多くの皆さんのご協力が有っての事、日々感謝を忘れることなく、これからも樹木医一人ひとりが志を同じくして一丸となり進歩向上発展をして往く事を願ってやみません。

報告・写真 石橋