今年度の国内研修旅行は諸事情から冬季に行うことになり、1月13日(土)~14日(日)に催行しました。前年度は九州まで出かけたこともあり、今年度はその反動からか?茨城県県北部を選定しました。氷結した滝や冬ならではの味覚を期待し、総勢19名が冬の茨城へと旅立ちました。
1日目は、常磐線勝田駅に11時に集合しバスで出発、竜神大吊橋~袋田の滝新滝を視察。このところの冷え込みで滝は氷結していました。
その後、猿喰のケヤキ(根周囲20m、目通り8.8m、樹高23m、樹齢550年 掲示板による)を視察。枝張も広く、幹や大枝には欠損等があるが樹勢は旺盛に見えました。このケヤキにはイロハモミジがくっついており、秋は紅葉のコントラストが美しいそうです。その後投宿し、茨城県支部の阿部支部長と懇親会意見交換等を行ない、有意義なひと時を過ごしました。
2日目は安良川の爺杉の見学に向かいました。安良川の爺杉は、国指定天然記念物で樹齢1000年、樹高40m、幹周囲10mという茨城県で最大級のスギとされています。このあと、国営常陸海浜公園を見学し、御葉付イチョウ(国指定天然記念物)を視察。このイチョウ、一部ギンナンが葉につくという珍しいイチョウで、樹齢800年、樹高42m、周囲9m、同種のものでは国内最大級ということです。
今回の研修旅行は天候にも恵まれ、楽しく有意義な研修旅行になりました。交流会と2日目の日程に参加していただいた、茨城県支部の阿部支部長にこの場を借りて御礼申し上げます。
(写真・文:佐々木)